Cheese Dish
「とっておきのイギリスチーズ」刊行から一年
月日が経つのは恐ろしく速いもの!10月15日は、「とっておきのイギリスチーズ」発刊記念日!ちょうど1年経ちました。ご購読いただいた皆様、イギリスチーズ楽しんでいますか?さて、この丸1年という節目を迎え、気持ちを新たにすべく、本の制作のために入手準備したプレートたちを手放すこととしました。ロックダウンという厳しい状況の中、何とか、本のイメージに合うように・・・と頑張って入手したプレートたちがほとんどで、それなりに思い入れがあります。ですので、できればイギリスチーズを楽しんでくださっている皆様のお手元に届くと嬉しいなぁと思い、今日のこの日、まずはCulture & Culture の講座やイベントに参加されたことのある方に優先に安価なお値段で販売いたします(大変申し訳ないのですが、日本への発送の場合は別途郵送実費をご負担いただきます)。また、早い者勝ち!!ですが、在英の皆様を優先させていただくこと、ご了承くださいませ。ゆくゆくは某Bayさんにリスティング予定です。
Perilla Shiso & Cheese – Summer Cheese Dish with a Japanese Twist
6月末、イギリス、ヒートウェーブ第一波。30℃越えが数日続いております。日本の夏に比べると、30℃くらいで!と思いたくなるのですが、まだまだ一般家庭にエアコンは普及していないのです。この気温がずっと続くわけでもないので、ヒートウェーブが来ているときは、ただひたすら耐えるのみ!こんな時においしいのがさっぱりフレッシュチーズ。そして活躍するハーブはといえば、日本人の魂ともいえる紫蘇!海外生活が長くなってくると、日本人のほとんどの方々が自家栽培に走るくらいに、日本人にとっては大切な葉っぱ。和食材全般が流行っているイギリスでは、近年、紫蘇の種どころか、苗までもネットで購入できてしまいます。密かに、紫蘇とフレッシュチーズって相性が良いなぁと思いながら、イギリスの田舎で数年過ごしてきました。そして、去年の5月に日本へ帰省した際、お邪魔させていただいた、由布院工房さんで出会ったチーズが上の写真(↑)なっち!!由布院チーズ工房さんのチーズラインナップはこちら。なっちに出会った時の、感動は去年のインスタポストへ → こちら。今回はチーズを和風に紫蘇ベースでアレンジしたものいくつかをご紹介。単純に過去の写真から色々と抜粋しただけですが、皆さんのイギリスの夏の楽しみの参考になると嬉しいです。
English Strawberry & Dairy – イギリス苺と乳製品
本日は夏至。イギリス生活も長くなってくると、夏至ってとても大切な、特別な日。今日は日が最も長い日。つまり、明日から、暗黒(!!?)の冬へと向かって、日は短くなっていくのです。ロックダウンもどんどん緩和されてきた今日この頃、一番明るい6月を満喫せねば!という気持ちがいつにも増して強いような気がします。イギリスの6月といえば、通常であればウィンブルドン(コロナ禍でまさかの中止!)。ウィンブルドンといえば、イチゴ!6月はイチゴシーズンのピーク。そう、イギリスはイチゴがとても美味しいお国。イチゴに限らず、イギリスは様々なベリー系フルーツがとても豊富なお国柄。イチゴに続き、グーズベリー(スグリ)、カラント系、ラズベリー、ブラックベリー。これらがマーケットを賑わせてくれます。今回は、イチゴと乳製品について。アスパラガスシリーズに続き(お料理アイディはこちら)、イチゴとチーズ!といきたいところですが、イチゴはバターやクリーム系とは相性抜群なのですが、熟成チーズとはなかなか難しいのです。クリーム添加スタイルの熟成チーズ、ブリアサヴァランやデリスドブルゴーニュなどとイチゴ、そしてスパークリングワインの組み合わせは幸せな時間を生み出してくれますよ。昨今のイギリス産スパークリングワインの質はすでにご周知の通り。今回は、イギリス田舎で暮らす日本人とイチゴと乳製品の関係についてご紹介。6月のイギリス生活を楽しむヒントになれば嬉しいです。