Dorstone and Gooseberry Elederflower Jam – 山羊乳チーズとグーズベリージャム

グーズベリーとエルダーフラワーの簡単コンポート。作り置きして、ヨーグルトやさっぱりとしたフレッシュチーズとと共に。バニラアイスクリームにかけるとおいしいですよ。究極のイギリス伝統デザートのクランブルに、グーズベリーとエルダーフラワーのコンポートを使うのはこの季節ならでは。赤いグーズベリーもあるので、探してみてくださいね。

6月、マーケットに突如こんな感じでグーズベリーが並びます。生食できない(酸っぱすぎる!)ものなので、やはりお料理が好きな方が待っていましたとばかりに求める季節の食材。なので、スーパーよりはファームショップやマーケットで大量に買うことができます。

イギリスではスーパーやデリなど、どこででも見かける、エルダーフラワーコーディアル。エルダーフラワー(お花そのもの)!をお砂糖とレモンジュースで煮込んでシロップ状にしたもの。通常は、これを炭酸水などで割り、ライムやミントなどを入れて頂きます。さっぱり美味しい、イギリス夏のソフトドリンク。エルダーフラワーの季節はこのコーディアルをご自宅で作る人たちも沢山いらっしゃいます。花粉症の症状を抑える等々、色々な効能もあるらしいです。詳細は、ぜひ、ネット検索!

グーズベリーコンポートの作り方・・・いたってシンプル。レシピにするまでもなく・・・10分くらいでできてしまいます。グーズベリーのヘタを綺麗に取り除き、あとはお砂糖、エルダーフラワーコーディアル、今回はバター少々で煮込むだけ。バターを使えばちょっとこってり、当然バター風味。バターを入れるのではなく、お砂糖の一部を蜂蜜で代用してもまた違った味になって美味。ベリーの形がなくなったら、瓶に入れて冷蔵保存。裏ごしすれば、きめ細かく、ベリーの種も綺麗に取り除くこともできます。

このような感じで、ヨーグルトにかけたり、クレープなども。もちろん、山羊乳のフレッシュチーズ(Goat’s Curd) との相性も抜群です。余談ですが・・・この季節、イギリスで脂がのっている、鯖。このグーズベリーとエルダーフラワーのコンポートを鯖お料理に使うのが伝統的なイギリス食と聞いたことがあり、調べてみると、確かにネットにはそんなレシピが沢山!!!いやいや、鯖の塩焼き、しめ鯖、味噌煮、お醤油煮などで鯖を食べてきた日本人としては、このフルーツを鯖に使うのは少々抵抗があるのです。

というわけで、今回はチーズにちなんで、美味しいイギリスのご紹介。グーズベリーエルダーフラワージャム、ちょっといいデリなどでは確実に取り扱っています。こんなご時世ネットで簡単ポチ。美味しいフレッシュ感のあるイギリスの山羊乳チーズ、フレッシュチーズとともに、イギリスの美味しい夏を楽しんでください。勇気ある方は鯖のグリルに添えてみるのも!!??