Broad Beans and Ewes Milk Cheese – 空豆と羊乳チーズ

イギリスでは知る人ぞ知る、モダンクラシック的な羊乳ハードチーズのバークスウェル。日本にも輸出されています。ハードチーズながらも、ホロホロとした軽い口当たり。甘味よりも旨味が強く、何となくパルメザンにも近い感じです。このUFOのような形、イギリスチーズによくみられる形です。それは、チーズの型になんとキッチンザルを使っているからなのです。なので、表皮にもザルの跡がみられます。

そら豆畑へ入っていくと、こんな感じです。サヤがお空へ向かって伸びているから、日本語では空豆という名になったとか・・・

新鮮なそら豆であれば、硬めに塩茹で、半分くらいは薄皮をむく。スパイシーなエクストラバージンと塩胡椒。そして、バークスウェルなどの羊乳チーズを削りかける。少し、薄皮を残すくらいがおススメ

そら豆、ミント、レモンジュースとレモンの皮少々をオリーブオイルで和えて、塩胡椒。パン、またはトーストにリコッタチーズをぬり、そら豆の和物を載せる。さっぱりブルスケッタ。ちなみに、イギリスでは、そら豆、玉ねぎとベーコンを炒めたもの、ミントをりんご酢で和えたお惣菜風サラダが伝統的なそら豆料理 

そして、そら豆と相性が良いエビ!薄皮を剥いて、オリーブオイルを加えて潰す・・・ちょっぴり手間はかかりますが、大量生産できるだけでなく、三色トリコロールで色鮮やかなカナッペ。イギリスはクラッカーの種類が沢山!クラッカーの形、ブランドを選ぶ楽しみがありますよね。アプレティフタイムにお勧めです。そら豆のシャキッとした食感が残るよう、荒く潰すとより美味しい!ブレンダーよりは、日本独特のキッチンアイテム、↓がとっても便利です

最後に、この二つのキッチンアイテム・・・イギリスでとっても重宝しているアイテム。いろんな意味で懐かしいです。食べ物の食感からも美味しさを求める日本人!ブレンダーなど色々と便利で素敵な電気的キッチンアイテムが豊富なヨーロッパですが、これら二つのアイテムほど自分の思うような食感を出せるもの、便利なもの、なかなかないのです。まぁ、いろんな意味で懐かしさもあり、お料理しながら心も満たされるのであります。

1 thought on “Broad Beans and Ewes Milk Cheese – 空豆と羊乳チーズ”

  1. Pingback: Summer Cheese Arrangement - ヒートウェーブがやってくる -

Comments are closed.